今では全米一の規模を誇り、大型店約500を全国に展開する書店、バーンズ&ノーブルだが、最初からメガストアばかりをオープンしてきたわけではない。創設者で現在会長であるレオナルドーリッジオが、ニューヨーク5番街18丁目にあった小さな店を買い取っだのが1971年。この店は今も存在し、大学生向けの教科書や学術書の古書店だった当時のビジネスを細々と守っている。このバーンズ&ノーブルが、業界で初めて、ベストセラーとなった本を40%という前代未聞のディスカウントで売り出したのだ。リッジオはバーンズ&ノーブルの他にも、1987年にB・ダルトンというチェーンを買収しており、こちらはショッピングセンター内に店舗を構えている。その後80年代に、店内にゆったり座れる革張りのソファーやスターバックスコーヒーを備えた「B&Nメガストア」を展開し、全米のインディペンデント書店の「敵」と目心されるようになる。