医師が処方した薬であっても、服用を長く続けていると、何らかの形で副作用はあらわれますし、薬によって免疫力自体が低下することさえあるのです。ですから不調を感じたら、薬に頼る前に、まずそれぞれの免疫力を高めるための生活改善をすることがもっとも大切です。たとえば、下痢や便秘などを繰り返している人は、腸の免疫力が低下しているわけですから、下痢止めや便秘薬を飲む前に、腸の働きにマイナスになることをやめるべきです。腸はストレスを嫌いますし、また冷えや過度のアルコールも腸には負担になります。アロマテラピーやマッサージ、運動など、まず、自分に合った方法でストレスの解消に努め、アルコールを控え、身体を冷やさないように注意すれば、免疫力は回復していき、同時に下痢や便秘も治ってくるでしょう。薬品に頼りすぎると、肝臓にも悪影響を及ぼします。肝臓には解毒という大きな働きがあるため、食品添加物や薬などの害をもっとも受けやすい組織です。肝臓の働きを高めようと、サプリメントを常用している人もいるようですが、人工的に合成されたものを多量にとって、かえって肝臓障害を引き起こすこともあります。栄養は、野菜や魚や肉など、自然の中で育った食品からとるか、自然の食品だけを原料としたサプリメントにしたほうがいいでしょう。