どんなに良い「創」が完成されても、「工」にその思いが伝わっていなければ、人は選ばない。「商」とは、ロジスティクス(商品の物的・情報的流通)を通じて納入された商品を、対象顧客のいる売り場へ供給することである。それは単なるモノの移動ではなく、送り手の思い=情報をモノを通じて届ける場であり、それに対する受け手の情報を聞くコミュニケーションの場でもある。これがリレーションシップ・マーケティングの原点である。ファッション業界における創・工・商の展開は、生活者の視点でマーケットとの需給調整を図っていくことである。決して供給者ペースであってはならない。