不動産投資に成功するためのヒントは「近江商人」の哲学にある

2012-01-07

私の人生の目的は、「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」です。自分も周囲も社会全体も、誰もがよくなる生き方や仕事というものが必ずあるはずで、日々それを模索しながら生きています。「不動産投資を始める前に、なにから手をつけていいかわからない」「不動産投資市場の全体像を見渡してみたい」という初級者の方々のために、ナビゲーション的な位置づけの作品として著しました。今後、不動産投資に成功するために最も大切なものとはいったいなんでしょうか。

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私は、そのためのヒントが、かつての「近江商人」の哲学にあると考えています。主に鎌倉時代から江戸時代、明治、大正、昭和にかけて活動した近江国(現在の滋賀県)出身の商人たちのことです。彼らは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」という、いわゆる「三方よし」の理念を掲げて、たいへんに繁栄しました。これを現代の不動産投資にあてはめれば、「居住者に喜ばれ、居住者を幸せにする賃貸住宅を提供」し(買い手よし)、「賃貸住宅という社会的資産や後進に伝えるべきノウハウ」によって世の中に貢献し(世間よし)、その結果として、「投資家であるあなた自身も経済的に豊かになる」(売り手よし)といえるでしょう。不動産投資をすれば誰でも幸せになるわけではなく、金銭的に成功できるわけでもありません。また、自分の利得のみを追求する人も、継続的に利益を上げ続けるのは難しいでしょう。私の周囲で成功している投資家は、物心のバランスが取れていて、広い視野を持ち、例外なく勉強家です。そしてなにより、ホスピタリティの心を備えているもの。