AHA(フルーツ酸)などは害があまりないかわりに、表層の表皮エピダーミスにしか効果がありません。低濃度では最表層の角質の分解、高濃度ではその完全融解表皮分離が起こります。アメリカでは医師以外でも使用でき、主として一般の美容サロンで、顔をむくませて一時的にシワを取ったり、後述するTCAピーリングの前処置として使うことが多いようです。美容サロンでは15%までのAHAが医師の免許がなくても使用可能、病院は20%以上が使用可能です。15%では効果はあまり期待できませんが、20%ならかなりの効果があります。ただし、こうした表層ピーリング剤はハイドロキノン、ビタミンC、EやレチンAなど、ほかの薬と併用するとその皮下への浸透性が高まることが知られており、現在ではそうした併用療法として用いられる傾向にあります。