2・5CCのV6エンジンを載せる、スライドドアボディの7人乗りミニヴァン。かつてマツダは旧MPVを後輪駆動のワゴンボディで作っていた。こいつはごくオーソドックスなメカニズムながら、いかにもFRらしく、運転感党の自然なクルマだった。しかし、ドライブシャフトが前後に貫通するFRでは、どうしても床のフラットなミニヴァンは作りにくい。そこでマツダはMPVをモデルチェンジして、ごく普通のFF乗用車ベースのミニヴァンとした。
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その結果、とにかく7人乗れるということで、MPVは月に4000台少々を売っている。日本のミニヴァンとしてはオデッセイ、エスティマ級の大型サイズで、さすがこれだけ大きくなると、まあまあ7人は乗れる。しかし、2+2+3の最後列シートはあまり居心地がよろしくない。ドアの関係上、乗り降りがしづらいし、ウィンドウがはめ殺しなので息が詰まりそうな閉塞感がある。エンジンは2本。どちらもDOHC。これに4速オートマチックトランスミッションが付く。6tもあるこの重いボディを動かすには、いかんせんトルク不足だ。