身の回りの生活でもまれ、学ぶ機会の減少

2011-10-27

昔は子どもたちの身の周りに、祖父母、近所のお兄さんお姉さん(昔は地域にいわゆるリーダー格の子どもがいました)、地域の子どものことを気にかけてくれる近所のおじさんおばさん、親戚のおじさんおばさんなどがいて、多様な人間関係がありました。今はきょうだいの数も減り、時代の変化・生活様式の変化とともにそうした人間関係は大きく変化してきました。身の周りの生活でもまれることで、かつての子どもたちが学び身につけてきたこと、祖父母から学んだ「昔からの伝統や知恵」、友だち付き合いの仕方や子どもなりのルールや約束をつくって、それを守ること、(守らないとどうなるかも)、公共の場での振る舞い方、目上の人に対する言葉遣いなどは、現代では、これらのことをわざわざ学ばないといけない時代になっています。人間関係を構築していく力は、さまざまなことを学んでいくための大切な基盤です。ですから対人関係能力の低下傾向は、大きな問題なのです。