二番目の大交流時代

2011-07-29

一五、六世紀、遠洋航海で大交流(大航海)時代を到来させたのはスペイン、ポルトガルである。遠洋航海はあらゆる危険にもかかわらず、遠隔地との交易が巨富をもたらすことから、世界に大交流時代を生み出した。コロンブスは新世界アメリカを、マゼランはアフリカの東のアジアを、というように、大交流時代が堰をきったように展開した。物や人が移動するだけで大きな富が動いた。アメリカ大陸の銀、インドの茶、インドネシアのスパイス、アフリカの奴隷の移動がその主なものである。この最初の大交流時代がヨーロッパの隆盛をつくっていった。時代は変わり、二〇世紀の第四の四半世紀から始まって、二一世紀は二番目の大交流時代である。遠洋航海ならぬデジタル通信が地球をひとつにしたのである。だからこそ英語が今必要になってきたのです。