市指定文化財の舞鶴智恵蔵

2011-04-12

市指定文化財の舞鶴智恵蔵は、市政記念館西隣にあり、旧舞鶴海軍の武器庫として、明治三十五年に建てられました。智恵蔵の整備に当たり、建設当時の設計図を基に木製の床や窓枠、屋内のレールなどが復元されているほか、浦人遺跡から出土した約五千三百年前の縄文丸木舟や市指定文化財の糸井文庫の丹後伝説浮世絵など、舞鶴が誇る貴重な歴史資料を収蔵・展示しています。また、建物自体の魅力を活かすため、建物そのものがオープン展示となっています。現在、舞鶴市では、舞鶴を象徴する景観となっている赤れんが倉庫の国の重要文化財指定を目指して、市民と行政が一体となって活動しているのだ。そして、保存活動や赤れんがを活かしたまちづくりが進められているのです。中野遺跡(中野)からは、軒平瓦をはじめ多数の瓦、須恵器や土師器などの土器類、円面硯や風字硯と呼ばれる陶硯(焼き物の硯)、墨書土器など、奈良時代の遺物が多数出土しました。これらの遺物は、瓦葺きの建物の存在、文字を使う人がいたことを示しており、寺院跡や役所跡の可能性が指摘されています。寵神社・真名井神社の経塚は、銘文の存在や豊かな副葬品から丹後地域でも特に重要な経塚です。いずれも昭和三年から行われた社殿の修理の際に出土しました。龍神社経塚の経筒二口には、文治四年の紀年のほかに、経を埋納する目的が刻まれていました。これらは、和鏡とともに国の重要文化財に指定されています。真名井神社経塚の文治五年銘経筒など、他の出土品も府指定文化財です。このほか、府中地域には、小松遺跡や難波野遺跡などの古代・中世の遺跡があります。

[地域情報]
http://www.sakamotoya-ruritei.com/