職が自分に適合する確率を高める

2012-02-05

就職して、当初思っていた「やりたい仕事」そのものに必ずしもつけなくとも、別の良い仕事に出会う可能性もあるが、職が自分に適合する確率を高めるという趣旨から考えると、自分の配属について、どの程度確かな感触が得られるかが考慮要素になる。業界の一番手会社で望まない仕事をするよりは、やりたい仕事が確実にできるなら三、四番手の会社のほうがいい、という場合が多いだろう。私が最初に就職した総合商社では、入社式の後に配属発表があったが、一九八人の同期のうち、二、三人が、意に沿わない配属の発表に、涙を流して泣いたと記憶している。

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近年は、どんな感じなのだろうか。ただし、電車が好きで電鉄会社に入ったが、不動産開発の仕事が楽しくて、実は向いていた、というような、意外な適職との出会いはいくらでもあるので、興味の持てる仕事があって、自分の価値観に反しない会社なら、「ためしに、入社してみる」という気持ちで就職するのも悪くない。その会社に入社して、仕事のスキルが身につくのかということは重要だ。仕事の任され方や、研修のプログラム、典型的な人事ローテーションを確認しよう。よい指導者と、良質なライバルの存在があれば理想的だ。研修プログラムも大事だ。単に「ウチは、OJT(オンーザージョブトレーニング)重視だ」というのでは、要は放置されるということだし、会社としてのポリシーがなさすぎて心許ない。