容器包装リサイクル法の施行

2012-01-06

容器の価格は実態が見えにくいのだが、容器メーカーの出荷価格は二〇円くらいだろう。自社で容器の成形もすればおよそ一〇円か。かたや中身の原価は、コーヒー系や牛乳系を除くとせいぜい数円だから、消費者は中身よりも高い容器を売りつけられていることになる。容器包装リサイクル法の施行と時刻を同じくして、生産量が大幅に増加している。回収量も(回収率も)着実に増えてきたが、生産量から回収量を引いた量は、ほとんど変わらない。つまり、いくらリサイクル量が増えても、ゴミになる量はあまり変わっていないといえる。PETボトルの構造は、成形技術が進歩し、時とともに大きく変わってきた。昔のPETボトルは「ハカマ」というものがついていた。ボトルの底を複雑な形に成形しにくくて、製品の歩留まりを上げるため、丸つこい形にした。そのままでは容器が立たないため、別に成形した「ハカマ」をつけて、立つようにしてあったのだ。