感力を磨くには相手に好奇心を持って接することが必要です

2012-02-01

そのときは頭が真っ白で言葉さえ聞こえなかったということもあるでしょうが、ビデオに録画して後でふりかえることができたら、きっと言葉より先に表れる表情から多くの情報をつかめるでしょう。あるいは相手の話を聞きながら、言葉とは裏腹な相手の思いを推察したことはないでしょうか。プロポーズに首をタテにふっているけど、なんだか同意してもらっている感じがしない……といったように。このように、ふつう我々は言語を介さないコミュニケーション、非言語(ノンバーバル)のやりとりをたくさん行っています。

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そして、そこから多くの情報を得ています。それは微妙な顔色の変化であったり、目の動きだったり、姿勢の変化や唇の動き、髪をかき上げる仕草や呼吸の様子など、実にさまざまなかたちで発信されてきます。そこには言葉の何倍もの情報が詰め込まれているのです。ロジックではなく衝動に突き動かされる恋愛の場面では、必然的に相手に対する関心がカリフレーションを促します。もしも日常において、そのくらい相手に関心を持つことができたら、より多くの確かな情報を相手から得ることができるはずです。それによって相手の心の動きをつかむことが、相手を理解して受容することの助けとなります。自分が頭を悩ませている「できない人」を、恋人のように思えというのは酷な話かもしれません。でも感力を磨くには、相手に好奇心を持って接することが絶対に必要です。仕事の段取りに追われて相手を見つめていないと、感力はますます鈍ってしまいます。恋人とまではいかなくても、日々刻々と移り変わる相手にアンテナを向けておくことは忘れないでください。