近年、子どもたらが運動不足で、心肺機能が十分発達していなかったり、背骨が曲がっている子どもの例が多数報告されるようになっているが、これはじつに危険な兆候である。人間をふくめあらゆる動物の脳は、もともとは脊椎の端が肥大化してできたものであるから、脊椎がしっかりしていることは健康面ばかりでなく脳の働きにとっても大切なのである。したがって、日頃から必要な運動をとることはもとより、姿勢を正して勉強することを心がけたほうがよいと思う。豊かな人間関係が学習意欲を育てるのだ。当然のことであるが、両親が不和であったり、学校や塾で友達とうまくいかなければ、それは学習意欲にも響いてくる。「いじめ」に遭っていればなおさらのことである。それゆえ、急に学習意欲が低下した際など、人間関係の面で何か問題が生じていないかを見直して見ることも大切である。このためには、家庭で普段から親子のコミュニケーションがしっかり取れていることが必要である。